ことばのちから「ストレス軽減」

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人間はストレスを受けると脳内にホルモンが分泌され短期的な集中力を上げて、行動を促す仕組みが備わっている。これは、原始時代のストレス「敵に襲われること」「食料が得られないこと」に対処するためだった。現代はストレスの原因が変化し、長期間に渡って人間に影響することがある。そうすると脳内ホルモンが出続けて、不安に支配されたり、ホルモンが枯渇して意欲や集中力が低下するなど、さまざまな副作用にさらされる。
脳やホルモンの状態を正常化するために有効な手段として、睡眠と運動があるが、その他にもうひとつ、言語化する=話したり、書いたりすることが有効です。興奮しすぎた脳の偏桃体(脳の原始的な機能をつかさどる部分)は言語などをつかさどる大脳皮質を活性かすると、その興奮が抑制されます。
そう、コロナで減ってしまった、ちょっとした雑談や長めのランチは、毎日を楽しく過ごすために重要な時間だったのです。一人ストレス軽減は「書くこと」でも良いようなので、みなさんぜひトライしてみてはいかがでしょうか?

「ことばにする」だけでストレスは減ります。

読書もこころ穏やかになると思います。